それぞれの地域に固有の風土や文化があります。それはその地域社会の財産でもあり、まちづくりとはそこに住まう人、そこをふるさとにする人、その地域に関わる全ての人の資産に触れることを意味すると考えます。「資産」とは単に「土地価格」を意味するのではなく、そこに生活する人が豊かだと感じることや資源であり、それらをどのように見いだし、それらをどのように保善していくかが問われる時代を迎えています。
そのためにもそれぞれの土地の価値を引き出し、それに相応しい将来像を関係者と共に描きながらそこに必要になる「ソフトウエア」(※1)や「ハードウエア」(※2)を組み立て、具体的な事業にしていく企画づくり、実施計画、事業計画の策定を行ないます。 時代の流れに風化することなく、土地の価値が保たれ、地域の人々によって守られていく仕組みを重視しなくてはなりません。よって単に感覚、トレンドに流されず、きちんと定量的な裏付けを大切にします。
※1システム、制度、仕組み、広報、イベント等形はなくても地域に不可欠な社会資本
※2道路や建物等有形の地域が安全に安心に、豊かに運営するために不可欠な社会資本 |
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